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代表挨拶

ひとりの想いを、人々の感動に変える。

感動の連鎖を生み出し続け、夢のある社会を作る。

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10期目を迎え「今」与えられた使命について

 たくさんの方々のご支援を受けて、我が社も遂に10期目を迎えることができました。これまでの9年間の挑戦や失敗を経て、さらなる進化を遂げる時が来たと感じています。自費出版にこだわり続けた結果、ユニークなサービスが充実し、「その道を切り拓いた」という実感を得ることができました。多くの挫折も経験しましたが、それら全てが貴重な失敗であったと確信しています。しかし、失敗を放置するわけにはいきません。10期目のこの節目に当たり、私たちは理念を一新しました。

 「みんなを幸せにする」という旧理念から、「一人の想いを人々の感動に変える」へと進化させました。すべての関係者に敬意を払い、誠実に行動することで、感動の連鎖を創出し続けることが、私たちの使命である「夢のある社会を創る」ことに繋がります。

 このように進化を遂げている中、SNS上で企業に対する不道徳な迷惑行為が問題となっているのを目にしました。これには日本人として、また一人の経営者として、大きな絶望感を感じました。被害に遭った企業に非はなく、その認知度は日々の努力の結果です。しかし、その努力が悪用されるというのは許されることではありません。絶望感を感じつつも、我々は日本の数多くの企業がどれだけの努力と困難を乗り越えて地位を築いてきたのかを考えるべきだと思いました。企業も成長と成功を遂げるには努力と苦悩が伴います。そして、それに関わる「人々」の存在があります。個人のエゴで不道徳な行為をする人々は、そのことを考えたことがあるでしょうか。企業は顧客のため、そしてこの社会のために戦っています。真に戦っているのは、彼らと同じく「人」ですが、それを想像する力が欠如しているというのは、大きな問題です。

 企業とその関わる全ての人々の努力が尊重されない社会は、正常とは言えません。これは私たちが掲げる使命「夢のある社会を創る」に反するものであり、節目の年に新たなプロジェクト『百折不撓』を立ち上げ、テックベンチャー総研(元週刊朝日編集長チーム)、日刊現代、講談社と共に社会をより良くするための出版プロジェクトを行うことを決意しました。

百折不撓について

 「社会のために奮闘する企業に焦点を当て、そこでの人々の努力や課題、これまでの歩みや将来への思いを伝える」というものでした。多くの企業がどれほどの努力を重ね、さまざまな困難を乗り越えて地位を築いているか、その実態はなかなか見えにくいものです。

 「企業」と一言で言っても、実際には多くの人々が働き、家族や友人、取引先が存在しています。企業を深く理解することで、その企業を知る一人ひとりの意識が変わり、その企業の努力が自然と社会全体に広がるようになります。この広がりこそが皆が日本を好きになるきっかけになると思っています。これにより掲げた使命である「夢のある社会を創る」を実現していきます。

 その実現こそが百折不撓という、日本の企業や経営者が直面する課題を解決し、社会に必要なメッセージを発信するために設立された出版プラットフォームです。

 

 日本に存在する企業の大半は中小企業です。中小企業が日本の経済を支えています。その中小企業の経営者の波乱万丈な半生を描き、苦難から復活していくまでのストーリーを伝えるシリーズです。就活生や転職を考えている人は「こんな経営者がいたんだ」と感じ、協業先を探している企業経営者は「一度連絡してみよう」と思うはずです。起業を考えている人には、経営にかける熱い思いと覚悟が伝わる必読の書になっています。日本もまだまだ捨てたもんじゃありません。著名でなくても、著名経営者に劣らぬ「たぎる熱い思い」を持った経営者はたくさんいます。そこには日本再生の処方箋のヒントがあります。

 さらに読書体験だけでなく、企業と一般の方が直接接点を持って企業や社会のことを学べる場をクラウドファンディングというカタチを通して実施していくプロジェクトも行います。この非日常体験を体験してもらうことにより、より企業への理解、そして愛を醸成していくことで「夢のある社会を創る」を実現していきます。

令和の論語(1000年事業プロジェクト)について

 日本が歴史的に大きな改革をもたらした時期を振り返ると、多くの人が「幕末」「明治維新」と答えるでしょう。明治維新は近代化への急速な変革をもたらし、坂本龍馬や西郷隆盛といった偉人たちが沢山登場しました。これらの人物は現代でも人気があり、彼らの伝説は逸話として残っています。

 次に「昭和」の時代を考えると、二度の世界大戦とその後の復興、経済成長を経験し、明治に劣らぬ変革の時代と言えます。この時代にも、松下幸之助など多くの偉人が生まれました。

 しかし、明治であれ昭和であれ、歴史に名を残す人物がいる一方で、表立っては知られていないがその時代を必死に生き抜いた多くの人々もいます。現代の我々と同じように、彼らもまた、一生懸命に生活していました。歴史に名前が残らない多くの人々も、それぞれの人生で知恵や想いを残しています。

 これらの歴史が語り継がれないまま消えていくのは非常に惜しいと感じました。激動の昭和という時代を生きた、熱い志を持つ人々の人生や思いを後世に伝えるため、これらを一冊の本にまとめることを計画しています。

 この本は全国の図書館に寄贈される予定で、これにより多くの人々が、長い年月をかけてこの本に触れることができるようになります。この取り組みによって、かけがえのない過去の人々の生きざまや思いが、未来の世代に伝えられることを願っています。

AI翻訳出版について

 私たちは自費出版事業を継続していきますが、現在の状況ではこれまでと同じ方法を繰り返すことは得策ではありません。自費出版をされる作家の方々はそれぞれユニークで興味深い視点を持っており、彼らの作品を必要とする人々に届けるべきですが、日本市場では大手出版社の書籍に対抗するのは難しい現実があります。

 そこで、私たちは市場の拡大を目指し、日本からアメリカ、ヨーロッパ、南米、インドと視野を広げることを考えています。この拡大により、市場は何倍にも広がり、海外での販売促進は国内よりもフラットな競争環境となるため、大手と個人の垣根がほとんどなくなります。

 海外での本の販売では翻訳費用が大きな障壁となりますが、最近のAI翻訳技術の進歩により、低コストでの翻訳が可能となりました。これにより、海外書籍市場での販売ハードルが大きく下がり、収益の見込みも大幅に上がっています。

 このように市場を広げ、顧客層を拡大することで、「売上回収型」という新たな自費出版のステージを築くことができました。これは、作家の方々が懸念される出版費用について、安心してもらえる仕組みです。

 また、市場を広げることで作家の負担を軽減し、より多くの人々がその情熱やノウハウが詰まった一冊を手に取る機会を増やしていきます。作家一人一人の情熱を社会へ、そして世界へと伝え、人々の感動へと変えていくために、何ができるかを常に考え続けます。

 私たちは創業当初から「作家様を幸せにする」という思いを持ち続けており、これからもその信念に基づいて活動を進めていきます。

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